MNP転出手数料はWEB申請で無料化？慣れていない方はショップ/電話申請がおすすめ！

今利用している携帯電話会社を違う携帯電話会社に番号そのままで乗り換えるのが主流になってきています。

しかし、乗り換える際にはMNP転出手数料という名目で手数料が発生します。

総務省は、携帯電話会社にMNP転出手数料を値下げするように要求する可能性が高まっています。

MNP転出手数料は無料になるのか？

2020年8月26日に共同通信から以下のようなニュースが展開されました。

総務省が、電話番号を変えることなく別の携帯電話会社に乗り換える「番号ポータビリティー（持ち運び）制度」に関して、ネット上で手続きをした場合、手数料を無料とする案を検討していることが26日分かった。携帯会社の乗り換えをしやすくし、高止まりする携帯料金の値下げを促進する。

27日に開く有識者会議で示す骨子案に盛り込む。了承されれば9月の会議で報告書案をまとめ、秋にも正式決定する。手数料の見直しには、番号持ち運び制度に関する指針の改定が必要で、具体的な実施時期は今後詰める。

引用：共同通信社

このニュースを拝見し、【総務省が携帯会社にメスを入れるのであればここの手数料だよね】と感じました。

実際にMNP転出手数料が無料になる可能性は高いです。

MNP転出手数料に関しては【MNP予約番号とは？モバイルナンバーポータビリティの手数料・注意点】でご確認いただけます。

WEB申請の注意点

この記事の内容によればMNP転出手数料が無料になるのは、WEBからMNP予約番号の発行申請をした場合となってます。

私がお客様にMNP予約番号発行をお願いする場合は、必ず電話での発行をお願いしてます。

理由としては、解約金や機種代金の残債がある場合の説明など注意点がわかりやすく教えていただけるからです。

WEBからの申請だと、注意点などを読み過ごしてしまう場合はあります。

WEB申請だとMNP転出手数料が無料になるのはかなり魅力ですが、WEB申請のメリット・デメリットを確認していきます。

WEB申請のメリット

• ショップに行く必要がなくなる
• 電話申請でのしつこい引き留めがなくなる

MNP予約番号の発行を断念してしまう理由は、電話がつながりにくい事とオペレーターの引き留めがしつこい事です。

WEB申請だと、オペレーターにつながるまでの時間やしつこい引き留めがなくなるため時間の節約にも繋がります。

WEB申請のデメリット

• 割賦購入端末の残債や最終請求時の金額がわかりにくい
• 契約名義以外の方でも発行できてしまう可能性がある

乗り換える前の会社からいくら請求が来るかなどの最終請求金額がWEB申請だと見逃してしまう可能性があります。

また、電話でのMNP予約番号の発行の場合は必ずご名義人の方からしか発行はできません。

しかし、WEB申請だとマイページのログインID、パスワードがわかっていれば名義人以外でも発行できてしまいます。

契約名義がわからない場合、店舗/電話での申請であれば情報と照らし合わせて名義の確定ができます。
よって、乗り換え先で名義の不一致による契約不備が起きにくくなります。

結論

結論とすれば、携帯に詳しい方や乗り換え経験がある方はWEB申請で、MNP転出手数料が無料になる恩恵を受けていただき、乗り換えに発生する金額や乗り換えのデメリット、名義についての確認をしたい方は手数料が発生はしますがショップや電話でのMNP転出の手続きをおすすめいたします。

MNP転出手数料が無料になれば、通信会社乗り換えの障害が低くなり通信費の見直しがしやすくなります。

しかし、マイページへアクセスしてMNP予約番号を発行する手続きや、乗り換えにかかる費用・割賦購入端末の残債・メールアドレスや家族割引の消滅の内容を把握するのは 携帯会社乗り換え経験があまりない場合は難しいでしょう。

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